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痩せたいなら眠りなさい!

睡眠不足=不健康なのは周知の通り。「身体に悪いことを続ければ、体重が落ちそう」と思いがちですが、逆に睡眠が足りないと体重はどんどん増えてしまうのをご存知ですか?

起きている時間が長い=食べる量が増える!?

私たちの食欲は、2つのホルモンによってコントロールされています。
食欲と睡眠は、全く関係ないようですが、睡眠時間が短いと食欲を高めるホルモンが多く分泌され、食欲を抑えるホルモンは減少。しかも起きている時間が長くなるので、テレビを観ながらスナック菓子をつまんだり、甘い物に手が伸びたりして、ついつい食べ過ぎてしまう…なんて思いあたりませんか?しかも、眠る直前に摂った食物は消化されず、ずっと胃にとどまったまま。これがお腹まわりなどにくっつく脂肪の原因になります。

たっぷり眠ると食欲がコントロールできる

逆にたっぷり眠ると食欲を抑えるホルモンが増え、食欲を増進させるホルモンは減少します。また、起きている時間が短くなる分、疲れにくくなり、活動量が増えて消費カロリーも増える…というプラスの効果が期待できるので、痩せやすくなると言えます。“痩せたいなら眠りなさい!”と言う理由は、ここにあるのです。

睡眠時間と同時に“眠りの質”も重要

痩せ体質になるには、最低でも6時間は眠りたいもの。5時間より少ないと太りやすくなります。とは言え、ただ“眠ればいい”というワケではありません。何度も寝返りを打って熟睡できないような浅い眠りでは、食欲を抑えるホルモンはちゃんと分泌されません。目覚めたとき「よく眠った~!」と感じられるほど、深く眠ることがポイントです。

よく眠るための3つのポイント

1.眠る1時間前には食物を口にしない

お腹が空っぽだと胃腸に負担がかからないため眠りが深くなります。

2.ベッドにスマホを持ち込まない。

液晶画面の光を浴びると、頭が冴えて眠れなくなります。

3.シャワーだけでなくちゃんと入浴する

湯船に浸かって体内温度を上げると、入眠しやすくなります。

睡眠時間を削ると太りやすくなるばかりか、肌荒れを起こしたり、体調を崩したりと、いいことは1つもありません。より長く、より深い質の高い睡眠を心がけて、スッキリ体型を目指しましょう!

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