医師やカウンセラーなどに直接相談できるQ&Aサービスや、専門家執筆・監修コラムを提供しているDoctors Meの連載コラム。今回は、話題のグルテンフリーについてDoctors Meの医師に解説してもらいました。
今、アメリカやオーストラリアなどで話題のグルテンフリーという言葉を聞いたことはありますか?グルテン摂取量の多い欧米では、「グルテンフリーダイエット」として人気で、さらに健康志向の高い人にも人気があります。
今回は気になるグルテンフリーについて、メリットや方法などを医師に詳しく解説していただきました!
まず、グルテンとは、小麦、大麦、ライ麦などの穀物から生成されるタンパク質の一種です。例えば、小麦粉を含むパンやうどんに含まれ、もちもち感や弾力の素になる働きをしています。
グルテンフリーダイエットは、その名の通り、グルテンをとらないようにするダイエット法のひとつです。グルテンをとらないようにすることで、食欲をおさえられ、無理にダイエットしなくても自然に健康的に痩せることができるとされています。また、無理をしないため、リバウンドもしにくいと言われています。
グルテンフリーダイエットの方法では、小麦粉を摂取しないので、一般的なうどんやお好み焼き、ラーメン、パン、ケーキを食べません。ただし、米や蕎麦、もちなどはOKで、米粉、玄米粉、そば粉、大豆粉、刻んだアーモンドなどは使えます。これらを使ってつくられたものであれば、パンやスイーツも大丈夫で、はちみつやチョコレート、など甘みのあるものも上手に組み合わせて甘いスイーツも作ることができます。
グルテンフリーは食材を排除することで栄養が偏りやすくなる点もあります。また、あまりストイックに行うこともストレスにつながるため、グルテンフリーは適度にとりいれていくのがよいでしょう。
(監修:Doctors Me 医師)
※お詫びと訂正
初出時、本記事内のトランス脂肪酸に関する表記に誤りがあったためその箇所を削除、またその他についてもグルテンフリーに関して誤解を招く表現があったため、修正しました。お詫び申し上げます。