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500万アクセス突破!大さじ3の油で作れる「夏野菜の焼き浸し」がX(旧Twitter)で話題

山田周平

エンタメ記事や育児コラムなどを書いています。

【X(旧Twitter)でバズったごはん Vol.108】市販品などを上手に使い、簡単にササッと作れるおいしいレシピが日々投稿されているX(旧Twitter)。その中から、特に話題を集めたレシピや便利な料理の知恵を、編集部がピックアップしてお届けします。

たった大さじ3の油で作れる“焼き浸し”

X(旧Twitter)でバズった料理に関するツイートに注目し、多くの人の心を鷲掴みにしたヒミツを解き明かしていく連載をお届けします。第108回目に注目したのは、だれウマさんがツイートした「夏野菜の焼き浸し」です。

たった大さじ3の油で作れる焼き浸しのレシピのツイートが、500万を超えるアクセス数(2024年8月27日現在)で話題になりました。では、ツイート主のだれウマさんに詳細を伺ってみます!

“油の馴染ませ方”がおいしく作るポイント!

−−「夏野菜の焼き浸し」のレシピを思いついたきっかけを教えてください?

だれウマさん:小さい頃から夏野菜の揚げ浸しが大好きでしたが、かなり多くの油を使ってギトギトになりながら揚げないといけないのが嫌で手間にも感じていました。どうしたら少ない油でもおいしくできるか何度も試行錯誤した結果、大さじ3の油で作れる夏野菜の焼き浸しが完成しました。

−−実際に食べてみて、どのような味わいでしたか?

だれウマさん:少ない油でナスを焼くと、どうしてもナスの皮が硬くなり食感もシュポシュポしてしまいますが、この通り作ると本当に驚くほどナスがトロトロでジューシーに仕上がります。少ない油でもまるで揚げたかのようなナスのトロトロ感を楽しめるのがこのレシピの魅力です。

ナスがトロトロに仕上がる!

−−味を染み込ませるコツなど、おいしく作るためのコツを教えてください。

だれウマさん:おいしく作るためのコツは、ズバリ!ナスの油の馴染ませ方です。ナスは白い果実がスポンジ状になっていてすぐに油を吸い込んでしまう性質があり、少ない油の全てを白い果実が吸い込んでしまうとナスの皮が硬くて食感が悪い仕上がりになってしまいます。

−−では、どう油を馴染ませればいいのでしょうか?

だれウマさん:火をつける前にナスの皮から油を全体に馴染ませ、その後に油を吸収しやすい白い果実に油を吸わせることで、ナス全体に油がよく馴染み、少ない油でもナスがトロトロでジューシーな仕上がりになります。あと、鶏肉の皮からうま味と油を引き出し、それを野菜たちに吸わせることもおいしく作るためのコツです!

冷たいそうめんに盛り付けるのもオススメ!

−−「夏野菜の焼き浸し」のオススメのアレンジ方法は?

だれウマさん:キンキンに冷やして、冷たいそうめんやそば、うどんに盛り付けて、漬け汁をかける食べ方がダントツで一番オススメです!

−−投稿には2.9万件を超えるいいねが付きました。バズったことで反響はありましたか?

だれウマさん:多くの方から『作ったよ!』とコメントをいただきました。ほかの夏野菜を入れてもおいしいということを伝えていたので、いろいろとアレンジして作ってくださってとてもうれしかったです。“料理で笑顔と幸せの輪を広げる”というのが僕の活動理念なので、それが実現できてうれしいばかりです。

−−だれウマさんはオリジナルのレシピをたくさん作られていますが、どのようにアイデアを膨らませているのですか?

だれウマさん:料理初心者に寄り添って(僕が料理を始めたときを想像しながら)、いかに手間を抜きながらもおいしく作れるかを考えながらレシピを作成しています。和食を洋食に、洋食をイタリアンに、揚げ物を茹でものになど、さまざまな引き出しを自由に掛け合わせることで、今までにないオリジナルレシピを開発しています。「料理はこうしないといけない!」という固定概念を全て捨て、真っ白なキャンパスに1から絵を書くように柔軟にレシピを考えています。

−−今後作ってみたい料理の構想などはありますか?

だれウマさん:簡単ズボラレシピはもちろん、少しこだわっただれウマの本気レシピも紹介していきたいです。

さっぱりしていて食べやすくておいしい焼き浸し。旬の夏野菜を使えば、さらにおいしさが増しますし、暑い夏でバテ気味になっているときでも自然と箸がすすむはずです。少ない油で作れるレシピなので、とてもヘルシーでもありますよ。

(TEXT:山田周平)

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だれウマさん

簡単料理研究家/ダイエット料理研究家。150万人以上のチャンネル登録者数を誇る料理系のYouTuberでもあり、“だれでもウマく”かんたんに作れる絶品レシピが話題。筋トレ好きで糖質オフダイエットに詳しく、「痩せウマ」チャンネルも開設。地元である関西のメディア出演も多く、若手料理人としてマルチに活躍している。

執筆者情報

山田周平

ライター。さまざまなWEBサイトでエンタメ記事や育児コラムなどを書いています。著書に『ひとのパパ見て わがパパ直せ』。
Instagramアカウント:@damepapa31

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