いろいろな形に姿を変えられる卵は困った時のお助け食材。そんな卵を使った気になる名前の料理を発見!その名も「たまごふわふわ」。一体どんな料理なのでしょうか?
「たまごふわふわ」とは、名前の通りふわふわした食感が特徴的な静岡県・袋井市のご当地料理です。このちょっと変わった名前の「たまごふわふわ」ですが、起源は古く、なんと江戸時代! 旧東海道の宿場である袋井宿の大田脇本陣で宿泊客の朝食に出されたという記述が、江戸時代の文献「仙台下向日記」や「東海道中膝栗毛」に登場するのだそう。日本最古の卵料理ともいわれ、当時は武士や豪商に出される高級料理だったのだとか。
それから200年以上の時を経て、この袋衣宿のあった静岡県・袋井市の観光協会が町おこしとして再現。全国のご当地グルメが集まる祭典「B-1グランプリ」に出店されたこともあり、広く知られるようになって遠方からも食べにくる人がいるそうですよ。
さて、この「たまごふわふわ」の作り方はとってもシンプル。実際にどんな料理かというと「たまごふわふわ」は、卵をメレンゲのようにふわふわになるまで泡立てたものを、熱した出汁に流し入れ蒸して作るのだそう。
卵のふわふわ食感と出汁の風味豊かな味を楽しめる「たまごふわふわ」。少し涼しくなってきたこれからの季節にぴったりかも知れませんね♪