cookpad news
コラム

飽きずに楽しく食べられる!レパートリー広がる「ブロッコリー」の作りおき活用術

【料理研究家が教える作りおきのコツ】毎日のごはんはラクにおいしくしたいけど、忙しくてなかなか難しい……。そんな方におすすめするのが「作りおき」。でも、どこから始めたらいいの?という方に、作りおきのプロで料理研究家・鈴木美鈴さんが、これを知ってればできる! 「作りおきのコツ」をお届けします。普段の献立にも役立ちそうな調理法や手順などのアイデアも必見です。

飽きずに食べられる!「ブロッコリー」の作りおき

1年中手に入り、食べる機会が多い「ブロッコリー」。美しい緑色は、お弁当や食卓の彩りにもなってくれて便利ですね。

そんなおなじみの「ブロッコリー」の食べ方と言えば、茹でてかつお節や醤油、マヨネーズをかけるシンプルな方法が定番ですが、そればかりだと飽きてしまうことはありませんか?

栄養もあり、見た目もキレイな「ブロッコリー」だからこそ、飽きずにおいしく食べたいもの。そこで今回は、作りおきの達人・料理研究家の鈴木美鈴さんに、おすすめの「ブロッコリーの作りおき方法」を教えていただきました。

レパートリー広がる3つの調理法

1.蒸し煮

「ウインナーやツナ缶、ベーコンなどを合わせた蒸し煮がおすすめです。ブロッコリーを切ったらウインナーやツナ缶、ベーコンのどれかをフライパンに入れ、お酒を加えて蓋をして蒸し焼きにするだけ。シンプルですが、蒸すことでブロッコリーの甘みを存分に味わえます」(鈴木さん)

2.タルタルソース

「タルタルソースにゆでるかレンチンしたブロッコリーを細かく刻んだものを合わせたボリューム満点なソースです。パンに挟んでサンドイッチにしたり、耐熱容器に入れてチーズをかけてトースターで焼いたり、冷蔵庫にあると重宝します」(鈴木さん)

3.ペペロンチーノ

「ブロッコリーのペペロンチーノもちょっと目先が変わって良いですね。フライパンに鷹の爪とにんにく、オリーブオイルを入れて弱火にかけて、にんにくの香りがでるまで加熱したら、小房に分けたブロッコリーを入れて蒸し焼きにします。ペペロンチーノに飽きたらパルメザンチーズをふると味変ができますよ」(鈴木さん)

パスタソースにしたり、ソテーした肉や魚の付け合わせにしたり、アレンジ自在なのが嬉しいですね。作っておけば、いつも作る料理のバリエーションも広がりそうです。

おいしく保存&活用するプチテク

作りおきに便利な「ブロッコリー」ですが、生のまま野菜室に保存しておくと、気づけば蕾が広がってきてしまったり、黄色くなってきてしまって鮮度が落ちてしまうことがありますね。

「冷凍して保存する場合は、固めに茹でるかレンチンして、しっかり冷ましてから、キッチンペーパーで包み、ジッパー付きの袋に入れて冷凍しましょう。余分な水分をキッチンペーパーが吸収するので、水っぽくなりません。

冷凍して食感が悪くなった場合は、スープに入れたりパスタの具材などに活用しましょう。ミキサーにかけてソースやポタージュスープにしてしまうのも一つの手。こちらは作りおきもできるので便利ですよ」(鈴木さん)

芯は食べられる!?

ブロッコリーと言えば、太くて固い芯がありますね。どこまで食べられるのかわからず、捨ててしまう人も中にはいるようです。

「ブロッコリーの芯は、ブロッコリーを縦にし、一回り外側の皮を削いで下さい。ここはとても固い部分なので捨ててOK。残った部分は茹でたり、レンチンしたり、蒸し焼きにしたりしても甘くておいしいですよ。細く切ってきんぴら、スープや野菜炒めのときに一緒に炒めるのもおすすめです」(鈴木さん)

アレンジいろいろ!

いろいろアレンジできて、しかも芯まで食べられてしまうブロッコリーは、最強のコスパ食材ですね。

「定番の味付けにしても、合わせる具材を変えるだけでレパートリーは広がります。ブロッコリーのナムルを作るときも、それだけだとワンパターンと感じたときは、海苔を合わせたり、切ったミニトマトも一緒に和えたり、冷蔵庫にあるものや好きなもので組み合わせてみるといいですよ」(鈴木さん)

実は、和洋どんな食材にも合わせやすいブロッコリー。意外な食材と組み合わせることで、毎日でも飽きずにおいしく食べることができます。ぜひいろいろなアレンジを楽しんでみてくださいね。

※ メイン写真は記事をイメージして選定させていただきました

「作りおき」保存のルール

保存状況により、保存期間は異なりますので、なるべく早く食べきりましょう。
- 冷蔵庫で保存…常温での保存は避ける
- 清潔な保存容器を使用する…水滴や汚れは腐敗の原因に
- 取り分け用の清潔なスプーンなどで取り出す…口に直接入れるスプーンや手でさわるのはNG
- 作った日付を記しておく
- 冷蔵の場合は、2〜3日を目安に早めに食べきる

鈴木美鈴さん

料理研究家。トータルフードコーディネーター。クックパッド公式アンバサダー。作りおき・お弁当を得意とし、素材の味を大切に心と身体にやさしい家庭料理を考案、発信している。ウェブ・雑誌・企業へのレシピ掲載をはじめ、数々の料理コンテストにて受賞歴あり。著書に『盛るだけ つめるだけ 毎日かんたん 作りおき おかず』(オーバーラップ)。クックパッドにも絶賛投稿中。

シェアする