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ブロッコリーはサラダやおかずに大活躍!食卓にかかせない野菜として大人気ですが、茹ですぎるとくたくたになったり、レンジ加熱するとパサパサになったりと、おいしく仕上げる方法に悩んでいる人が多い野菜でもあるんです。でも実は、ブロッコリーがぐっとおいしくなる調理方法は、“蒸し煮”にすることなのだとか。本当においしくなるのか、編集部が実際に試してみました!
今回試してみる蒸し煮は、鍋に少量の水と油脂を入れて、蒸気で一気に蒸しあげるという調理方法。これは、フランスではエチュべと呼ばれている一般的な調理法なんだそう。
蒸気を中に閉じ込めて蒸すので、気密性の高い鍋を使うのがおすすめ。今回はル・クルーゼの鍋『シグニチャー ココット・ロンド』を使います。油脂はバターとオリーブオイルを用意してみました。どちらも試してみたいと思います!
それでは、ブロッコリーの蒸し煮を作っていきます。
まずはバターを使います。
1.ブロッコリー(一株)を水で洗い、ひと口大に切って鍋に入れます。
2.バター(5g)、水(50ml)を入れます。
3.フタをして、中火で加熱。1分ほどでぐつぐつ沸騰する音が聞こえて、そこから3分加熱し続けます。
4.3分経ったらフタを開けて、水分が残っていたらそのまま加熱し、水分がほぼなくなったら出来上がり。色鮮やかなブロッコリーになっています!
早速ブロッコリーの蒸し煮を食べたいところですが、おいしさをレポートするには、比較対象が必要。そこで、茹でたブロッコリーとレンジ加熱したブロッコリーも用意。3種類のブロッコリーを実際に食べ比べていきます。
編集部メンバーには“いつもは茹でている派”が多かったので、「よく食べているブロッコリーと同じ味ですね」という感想に。ただ少し水っぽく、べちゃっとしてしまいました。茹でるとどうしても水分を多くまとってしまうので、時間が経つほどしんなりしてブロッコリーの程よい食感が感じられなくなってしまいます。
茹でたブロッコリーに比べて、しっかりと野菜の味がする仕上がりに。「ブロッコリーってこんな味だったんですね…!」という声も。ただ、加熱が均一にされていないせいか、房の部分がパサついてボソッとした食感になってしまいました。ブロッコリーをベストな状態に仕上げるのはなかなか難しいということを改めて実感します。
蒸し煮したブロッコリーを食べてみると、素材の味が濃く、甘みとうまみをしっかり感じることができます。「ブロッコリーってこんなにおいしい野菜だったのか」という新鮮な驚き! 食感も、噛むとじゅわっとするほどみずみずしいけれど、水っぽくはない絶妙な仕上がり。水分がブロッコリーから逃げ出さずに中にぎゅっと詰まっているようでとてもジューシーです。
バターの風味もほんのり感じる程度で油っぽさも感じないので、何にもつけなくてもこのまま何個でも食べられそうです。
用意していたオリーブオイル(20ml)を使って、ブロッコリーを蒸し煮にしていきます。
作り方はバターの時と全く一緒。
オリーブオイルは瓶からそのままかけるだけで使えるのも嬉しいポイントですね。
バターを使った時と同じように、味の濃さ、甘み、うまみ、ジューシーさをしっかり味わうことができます。バターの風味がなくなったことで、ブロッコリー本来の甘みを感じやすい気も。幅広い料理に合わせることができそうです。
バターとオリーブオイルは試しましたが、さらに検証を続けます。
好奇心の赴くままに、今度はごま油でも試してみましょう!
ほのかにごま油の風味があり、中華にも和食にも合いそうな仕上がりに。ブロッコリーの味の濃さや甘みうまみ、ジューシーさは、やはりバターを使った時と変わらないので、蒸し煮の実力を証明することができました。
【結論】
ブロッコリーは蒸し煮で本当においしくなる!
調理方法も簡単でバリエーションも豊富!
蒸し煮にしたブロッコリーは想像以上においしく、ブロッコリーの調理方法というよりは、新たなブロッコリー料理のようにも感じました。素材本来の甘みや、うまみがぎゅっと凝縮されたようなおいしさをこんなに簡単に味わうことができるなんて驚きです。
使用する油脂を変えれば色々な風味を味わうことができるので、和洋中と色々な料理に使うことができるのも嬉しいですね。
そして、何度も作る中で感じたのは、非常に手軽に作れるということ。
鍋ひとつしか使わず、大量の水を沸かす必要もないので、ブロッコリーを鍋に入れてから完成するまで5分もかからないというのも嬉しいポイントですね。使用する水分量が少ないというのもありますが、今回使ったル・クルーゼの鍋『シグニチャー ココット・ロンド』は気密性が高く、熱伝導にも優れているので、アツアツの蒸気が鍋の中で逃げず一気に蒸しあげることができるからこそおいしく仕上がるのだと思います。
ぜひみなさんもブロッコリーの蒸し煮を試して、そのおいしさを体感してみてください!
せっかくなので、ブロッコリー以外も蒸し煮にしてみました。
▼ブロッコリーと鶏肉の蒸し煮
ブロッコリーを鍋に敷き詰め、その上に塩こしょうを振った鶏もも肉(約250g)をのせます。
そして、バター(20g)と水少量を入れて、フタをして中火にかけます。
沸騰してから10分たったらフタを開けて、水分が残っていたらほぼなくなるまで加熱します。
全体を混ぜて、しょうゆを少量(大さじ1程度)入れて味付けしたら完成!
▼キャベツ、かぼちゃ、にんじん、じゃがいもの蒸し煮
キャベツ(1/4玉)を敷き詰め、その上にひと口大に切ったかぼちゃ(1/8個)、にんじん(1/2本)、じゃがいも(1個)をのせます。
オリーブオイル(40ml)と水を少量入れて、フタをして中火にかけます。
沸騰してから10分たったらフタを開けて、水分が残っていたらそのまま加熱し、水分がほぼなくなったら出来上がりです。
10分しか加熱していないのに、分厚い鶏肉が柔らかジューシーに仕上がっていたことにまず驚き。一度加熱したら火加減の調整が必要なく、短時間でムラなく仕上がるので、フライパンで焼くより手軽においしく作ることができました。献立のメインになれるおかずがこんなに簡単にできるなんて、蒸し煮の実力は野菜だけじゃなくお肉にも発揮されたようです。
ただ、ブロッコリーの加熱時間は10分も必要ないので、鶏肉と一緒に調理するのは、茹で時間がもう少しかかる根菜がおすすめです。
じゃがいも、にんじん、かぼちゃは煮崩れすることもなく、ホクホクの完璧な仕上がりに。それぞれの野菜の味が濃く甘みもあるので、野菜嫌いな子どもでもいっぱい食べてくれそうです。
蒸し煮はブロッコリーだけじゃなく、色々な食材に使える汎用性が高い調理方法だと言うことが今回の検証でわかりました。お鍋ひとつで副菜からメイン料理まで簡単にできるので、アイディア次第で料理のバリエーションがもっと広がりそうです。
そして、ル・クルーゼの鍋はそのまま食卓に出せるのもポイント。蓄熱性があるので料理が冷めにくく温かいまま食べられるし、おしゃれな見た目で食卓が華やぐのも嬉しいですね。
今回蒸し煮に使用したル・クルーゼの『シグニチャー ココット・ロンド 18cm』は、ル・クルーゼを代表する鋳物ホーロー鍋。 煮る、炊く、蒸す、焼く、炒める、揚げる、さまざまな調理法が1つで出来る万能鍋で、ガス・直火、IHクッキングヒーター、ハロゲンヒーターはもちろん、オーブンにも対応。優れた熱伝導でムラなく熱が入り、食材が煮崩れせず甘みやうまみを最大限に引き出します。また、蓄熱性にも優れているため、料理が冷めにくく、温かい料理のおいしさが一層引き立ちます。温度を一定に保ちやすく微妙な火加減の調節も不要なので、料理初心者にこそおすすめしたい鍋です。
今回記事の中でご紹介したル・クルーゼの『シグニチャー ココット・ロンド』が、特別価格で手に入ります。サイズも幅広くご用意しているので、ぜひチェックしてみてください!
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