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コラム

混ぜて焼くだけ!作業5分でさっぱりなめらか「チーズケーキ」

福田淳子

お菓子・料理研究家。シンプルなレシピが好評。

【準備10分以内で作れる、まいにち食べたい簡単お菓子 Vol.8】大変なイメージのあるお菓子作り。お菓子研究家の福田淳子さんが、工程を限りなく省いた、おいしいレシピをご紹介します。

ボトムなし!お手軽チーズケーキ

こんにちは、いかがお過ごしですか?雨の日が続いたり、急に暑くなったりと梅雨らしいお天気の日々ですね。今日は、そんな季節にもぴったりな、ヨーグルトを使った爽やかなチーズケーキを紹介します。ヨーグルトを使うと、生クリームやサワークリームよりも軽やかで爽やかな味わいに仕上がりますよ。

そして、今日はボトムのプロセスを省きます。「え?大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、ぜんぜん問題ありません。むしろライトになり今のような時期にはぴったり。ボトム部分がないと、本当に順番に混ぜて焼くだけで簡単で時短。なめらかな味わいをお楽しみくださいね。

今回のポイント

<1>ボトム部分はなし!

絶対に必要、と思っていませんか。実はこの部分はなくてもおいしいチーズケーキができます。手間をはぶいて、より簡単で手軽なレシピに仕上げました。

<2>材料はその都度、混ぜる

手順は超シンプル。混ざりやすい順番に加えていくので、難しいことはなし。材料は1つずつ加え、なめらかになってから次を加えます。

<3>寝かすのがポイントです

焼きあがったケーキは、粗熱を取り、できれば一晩冷蔵庫で寝かせます。こうすると味がなじみ、グンとおいしくなります。

<準備時間の目安 5分> 

材料(直径約15cmの底の抜ける丸型1台分)

クリームチーズ…200g
グラニュー糖…80g
卵(M)…2個
プレーンヨーグルト…200g
レモン汁…大さじ1
薄力粉…40g

下準備:型にオーブンペーパーを敷いておく

.耐熱ボウルにクリームチーズを入れる。ラップをふんわりかけて600Wで30〜60秒加熱。クリームチーズがやわらかくなったら、泡立て器で混ぜてなめらかにする。

.グラニュー糖、卵、ヨーグルト、レモン汁を順に加えて、その都度混ぜる。薄力粉をふるい入れて、なめらかになるまで混ぜる。
*なめらかになったら次の材料を加えます。この順番で混ぜるのがダマになりにくいコツです。

.型に流し入れ、170度のオーブンで60分ほど焼き、ケーキクーラーのせて冷ます。粗熱が取れたら、冷蔵庫で3時間以上(できれば一晩)冷やす。

福田淳子(ふくだ・じゅんこ)

お菓子・料理研究家。カフェでメニュー開発や店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍を中心に活躍中。身近な材料と、シンプルな手順でおいしく仕上がるレシピに定評がある。これまでに手がけたお菓子の本は40冊以上。
【Instagram】@junjunfukuda
【YouTube】抹茶のおやつ Chit Chat and Matcha

執筆者情報

福田淳子

お菓子・料理研究家。カフェでメニュー開発や店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍を中心に活躍中。身近な材料と、シンプルな手順でおいしく仕上がるレシピに定評がある。これまでに手がけたお菓子の本は40冊以上。

【Instagram】@junjunfukuda
【note】@sakuracoeur

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