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【元気がないときに】山芋はアンチエイジングに効くスーパーフード!?

元気が出ない・だるいときには?

元気が出ない、疲れやすい、だるい、食欲・意欲がないなどの症状でお悩みの人はいませんか?
これらの症状は漢方では、気(エネルギー)が不足しているために引き起こる症状です。 また、寒い季節では気(エネルギー)を消耗しやすいとされています。そうすると老化もすすみやすくなると漢方では考えます。

対策としては、気(エネルギー)を補うはたらきのある食材 を積極的に摂るようにする、温かいものを飲み食いする などを心掛けるようにしましょう。

山芋の薬膳効果

一般に山芋と呼ばれるものにはさまざまな種類がありますが、漢方ではナガイモを「山薬(さんやく)」と呼んで、気を補うほか、加齢による衰えである「下焦の虚(げしょうのきょ)」を補う目的でも使用します。ナガイモとは一般的に言われる山芋と同じものを指します。

下焦の虚は、老化に関わるところなので、山芋は 老化を予防するのに役立つ とされています。気(エネルギー)を補う効果では、疲労回復、滋養強壮 を目的によく用いられます。
その他にも 身体を潤すはたらきがあり、のどの渇きや咳を鎮める作用 があります。

やまいもは漢方薬にも含まれている

山芋は「山薬(さんやく)」と呼び、生薬として漢方薬に含まれています。主に滋養強壮の目的があります。
山薬を含む代表的な漢方薬は、八味地黄丸(はちみじおうがん)六味丸(ろくみがん) などがあります。

山芋を食べるおすすめレシピ

疲労回復に

香りの良い食材(ゆずやみょうがなど)と組み合わせ温かい料理で摂ると疲労回復効果が高まります。

アンチエイジングに

じっくり煮込み、少し塩味にするとアンチエイジング効果を高めます。

冬は老化が進みやすい季節なので、食事でもエネルギーを補って老化防止の対策をしましょう。

漢方デスク薬剤師 小屋原佳苗

漢方・漢方薬・薬膳のポータルサイト「漢方デスク」で、漢方の専門家として食事やライフスタイル、漢方薬について提案している薬剤師です。「みんなの漢方相談」でお悩みに関してもお答えしています。

監修:漢方デスク

漢方デスクは漢方・漢方薬・薬膳の総合ポータルサイトで、個別のタイプに合わせた薬膳、ツボ療法、漢方薬、生活習慣の改善等の日々の生活に取り入れられる健康情報お届けします。

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