cookpad news
コラム

【混ぜて固めて、ふわふわ食感】きほんのレアチーズケーキ

下準備が大事なレアーチーズ

ヨーグルトとクリームチーズと生クリームは、とても仲良しです。同じ量を混ぜて固めると、ふわふわで、なめらかで、白さに深みが加わり、まるで白珊瑚のような色に変身します。チョコレートクッキーを底にすれば、白と黒のコントラストが美しいレアチーズケーキが出来上がります。食べずにいつまでも眺めていたいくらい。美しさはおいしさであるのです。

レアチーズケーキ作りには下準備が大切です。ヨーグルトの水切り。材料を常温に戻して溶かしておくこと。道具を揃えること。それさえしっかりしておけば、ていねいに混ぜて、型に流し込み、冷蔵庫で固めるだけです。ヨーグルトとクリームチーズと生クリームの、あまりの仲の良さにびっくりするでしょう。ぜひお試し下さい。

作ってみましょう!

<材料(8切れ分)>

ヨーグルト…400g(水切り前)
クリームチーズ…200g
生クリーム(乳脂肪分47%)…200g
グラニュー糖…80g
板ゼラチン…4g
無塩バター…30g
白ワイン…大サジ2杯
クッキー…10〜12枚(ビスケットでも可。お好みのもの)
ベーキングシート…適量

<作り方>

1.下準備として、ヨーグルトを半量になるまで3時間ほど、しっかり水切りします。(コーヒーフィルターや水切り器を使います)
2.クッキーをビニール袋に入れ、めん棒を転がしながら、細かく砕いて、クラスト生地を作ります。
3.板ゼラチンを15分ほど水に浸して柔らかくして、水を切り、湯煎しながら大サジ2杯の白ワインで溶かします。
4.バターを湯煎して溶かしバターを作ります。
5.大きめのボウルでクリームチーズを湯煎し、なめらかになるまで混ぜ合わせ、グラニュー糖を加え、さらに混ぜ合わせます。
6.クリームチーズにゼラチンを加えて混ぜます。その後、溶かしバターを加えて混ぜ合わせます。
7.さらに生クリームと水を切ったヨーグルトを加えて、しっかりていねいに混ぜ合わせます。
8.ベーキングシートを15センチ角のセルクル(底のない型)のサイズに合わせて切ります。
9.セルクルより大きめのボードの上にベーキングシートを敷き、その上にセルクルを置きます。
10.クラスト生地を、セルクルの底に均等に敷きつめ、その上からチーズケーキの生地を流しこみます。表面をヘラで平らにします。
11.ラップをして3時間ほど冷蔵庫で冷やします。
12.セルクルの周りを、温めたタオルを当てて、生地から外します。
13.お好みの大きさに切り分けて、出来上がりです。

*生地が柔らかいので、切りやすさを考えると、セルクルは丸より四角が良いでしょう。セルクルが無い場合は、ジャム瓶や、口の広いグラスに入れて固めて、スプーンですくって食べるのも良いでしょう。

文・写真:松浦弥太郎

くらしのきほん

『くらしのきほん』は、食を中心に、暮らしの基本を学び、楽しみ、基本の大切を分かち合うウェブサイトです。時代が過ぎても、決して古びない、価値のある、暮らしの知恵と学びを発信していきます。トップページでは、1日3回「おはよう」「こんにちは」「おやすみなさい」の挨拶と一緒にメッセージを更新しています。

編集部おすすめ
クックパッドの本