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ウスターソースはなんとイギリス発祥だった！

2013年11月26日更新

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

紅茶のショップがどんどんオープンしたり、クランペットが話題になったり、いま何かとイギリス料理が注目されています。英国大使館も「Food is GREAT」とイギリス料理のおいしさを伝えるキャンペーンを展開中。そんな中で気になったのが「ウスターソース」。日本人になじみ深いこの調味料もイギリス発祥って知ってましたか？

先日放映された「火曜サプライズ」（日テレ）。そこで、英国のおもてなし料理として紹介されていたのが、英国大使館がクックパッドにも投稿している「シェパーズパイ」でした。

シェパーズパイ by 英国大使館

ラムひき肉、玉ねぎ（みじん切り）、にんじん（みじん切り）　、にんにく（みじん切り）　　、小麦粉、シナモンパウダー、タイム、ベジタブルスープストック（湯にスープの素を溶かしたもので可）、トマトピューレ、ウスターソース、オリーブ油、塩、こしょう、じゃがいも、バター、ポロねぎ(長ネギでも可)　、チェダーチーズ

すごくおいしそう！クリスマスにもいいかも♪と思ってよく見ていたら、そのプロセスで調味に投入されたのがなんとウスターソースだったのです。

ウスターソースってイギリスの調味料！？

ソースって、お好み焼きとか焼きそばとかたこ焼きとか、あるいはフライにかけるとか、日本独自の調味料かと思っていました。そこで調べてみたところ・・・

19世紀初頭にイギリスのウスターシャー州・ウスターの主婦が、食材の余りを調味料とともに入れ保存したままにしたところ、ソースができていた。このことがウスターソースの始まりとされているようです。イギリスのウスターソースは主原料に、モルトビネガーに漬け込んで発酵させたタマネギとニンニクの他、アンチョビや多種のスパイスが使われているようで、私たちがたべているものより辛みが強いのが特長のよう。イギリスでは、シチューやでシチューやスープなどに数滴落として風味をつけるなど、料理の隠し味として使用されることも多いそうです。

イギリス風肉じゃがはウスターソースで

イギリスのソース肉じゃが「スカウス」 by ニケにゃん

牛肉切り落とし、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、グレープシードオイル（サラダ油でも可））、水、ウスターソース、固形コンソメ

本場ローストビーフは醤油ではなくウスターソースを使って

お鍋で放置して作る、簡単ローストビーフ♪ by トイロ＊

牛モモ、ヒレなどかたまり肉、ブラックペッパー、塩、にんにく、ローリエの葉、人参の皮、セロリの葉、マリネ液、タマネギ擦り下ろし、にんにく擦り下ろし、グレービーソース、野菜カス、肉汁、水、ウスターソース、顆粒コンソメ

ウスターソースを使うビーフシチューもイギリス料理ですよね

ルーから手作り♡極旨ビーフシチュー☆ by なおモカ

牛すじ肉、玉ねぎ、人参、きのこ類、ブロッコリー、☆デミグラスソース、バター、薄力粉、ケチャップ,ウスターソース,赤ワイン、水、固形コンソメ、チョコ

英国大使館発！の隠し味がウスターソースのスープ

トマトとパプリカのスープ by 英国大使館

トマト　、玉ねぎ、赤パプリカ、にんにく、タイム、唐辛子、野菜スープストック、ワインビネガー、ウスターソース

実は、イギリス料理というと「フィッシュ＆チップス」か「スコーン」くらいしか思い浮かばす、印象が薄かったのですが、意外に私たちになじんだ料理もいろいろあるんでますね。ウスターソースを使ったお料理、あなたもぜひチャレンジしてみませんか。味のレパートリーがもっと広がるはずですよ。

「Food is GREAT」とは？

この15年ほどに飛躍的な変化を遂げたといわれているのが、イギリスの食。そんな中、英国政府が2011年から日本で展開しているのが「Food is GREAT: A Taste of Britain ためしてみて、美味しいイギリス」をテーマにしたキャンペーンです。駐日英国大使館大使公邸総料理長による英国料理の家庭用レシピをクックパッドにて公開中。
英国大使館のキッチンはこちら

＊上記で紹介したトマトとパプリカのスープはBSテレビ局Dlife（ディーライフ/チャンネル番号BS258）で放送の「ナイジェルのクリスマスメニュー」（12月21日13：30放送）から大使公邸風にアレンジした一品です。