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コラム

保存袋で簡単に作れる!今食べたい「抹茶ミルクのグラニテ」の作り方

福田淳子

お菓子・料理研究家。シンプルなレシピが好評。

【オーブンいらずでおいしいお菓子 Vol.4】お菓子作りにはオーブンが必要…というイメージを持っていませんか? この連載では、お菓子研究家の福田淳子さんがオーブンを使わない、おいしいお菓子の作り方を紹介します。第4回のレシピは、シャリシャリ冷たい「抹茶ミルクのグラニテ」です。

材料を混ぜて凍らすだけ!ひんやり夏デザート

みなさん、こんにちは。梅雨が明けてお日様がキラキラですね。キラキラというよりギラギラ? しばらくは暑い日が続きそう。

こんな時は、冷たいおやつでリフレッシュしませんか?

温度が高くなると、アイスクリームよりもかき氷の方が食べたくなるそうです。確かに暑いと、「クリーミィー」「濃厚」よりも「爽やか」「さっぱり」の方が好まれます。そんなわけで、今日はかき氷風の抹茶ミルクのグラニテを紹介します。かき氷器がなくても、簡単にかき氷気分を味わえますよ。

作り方はとっても簡単。材料を順番に混ぜて凍らせて、崩して、盛り付けるだけ

抹茶は熱湯と混ぜる前に、グラニュー糖とあわせておくとダマができにくくなります。熱湯も少しずつ加えましょう。残りの材料を順番に混ぜて、保存袋に入れて、平らにして冷凍し、もみほぐして、再度凍らすだけ。平らにして冷凍することで、固まりやすく、またもみほぐしやすくなっています。糖分や牛乳を加えることで固くなりすぎず、ソフトな食感になります。

仕上げは、シンプルにそのまま器にもりつけるだけでもOKですが、いろいろなアレンジも楽しめます。

お好みでいろんなものをトッピングしましょう。練乳を追加でかけたり、あんこをのせたり、フルーツをのせたり。白玉やホイップクリーム、アイスクリームなどをのせて豪華にしても。大人にはラム酒を少しかけるのもおすすめです。また崩したグラニテに牛乳を加えて混ぜると、フラペチーノ風のドリンクになります。冷凍庫に入っていると、使い勝手のいいデザートです。

抹茶の量はお好みに応じて。お子さんがいる場合には風味づけで小さじ1〜2程度にしてもいいと思います。ガツンと効かせたい人は大さじ3まで増やしてみてください。

抹茶ミルクのグラニテ

材料(3〜4人分)

抹茶…大さじ2
*濃い目が好きな人は大さじ3で
グラニュー糖…大さじ2
熱湯…150ml
練乳…大さじ4
牛乳…250ml
トッピング用の練乳、あんこ、みかん(缶詰)など…お好みで

1.抹茶とグラニュー糖をボウルに入れ泡立て器でダマがなくなるまでよく混ぜる。

2.に熱湯を少しずつ加える。練乳を加えてさらによく混ぜる。牛乳を加えて混ぜる。

3.を保存袋に入れて、平らにして冷凍庫で3時間ほど凍らせる。

4.手で軽く揉みほぐしてから、めん棒で軽く叩いたり、転がしたりしてよくもみほぐすし、再度1時間以上凍らせる。
*固い場合は室温に少しおいてから揉みほぐす
*めん棒の代わりに空き瓶で叩いてもOK
*再度凍らせる時はグラニテを平らにせず、一方に寄せておいた方が盛り付けやすいです


5.器に盛り付け、お好みでトッピングをのせる。

福田淳子(ふくだ・じゅんこ)

お菓子・料理研究家。カフェでメニュー開発や店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍を中心に活躍中。身近な材料と、シンプルな手順でおいしく仕上がるレシピに定評がある。これまでに手がけたお菓子の本は30冊以上。
【Instagram】@junjunfukuda

執筆者情報

福田淳子

お菓子・料理研究家。カフェでメニュー開発や店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍を中心に活躍中。身近な材料と、シンプルな手順でおいしく仕上がるレシピに定評がある。これまでに手がけたお菓子の本は40冊以上。

【Instagram】@junjunfukuda
【note】@sakuracoeur

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