みなさんは、おうちで「和スイーツ」をつくることはありますか?
和の食材とスイーツを掛け合わせることで、ほっこりと心落ち着く味わいが生まれる和スイーツ。じつはお菓子づくり用に、使いやすい和の食材がたくさんあり簡単に手づくりすることができるんですよ。
今回は、そんなほっこりと落ち着く「抹茶」と「ほうじ茶」そして「甘酒」を、洋風のスイーツと組み合わせ、大人の味わいが楽しめる和スイーツレシピとしてご紹介していきたいと思います。
抹茶の濃厚な香りが楽しめるクレープと、あんこ×クリームチーズの相性は抜群。組み合わさるハーモニーをこのレシピでぜひ味わってみてください。
材料 ひとり分
薄力粉......50g
抹茶......5g
グラニュー糖......15g
卵......1個
牛乳......130g
無塩バター(溶かす)......10g
〇クリームチーズ......30g
〇生クリーム......50g
〇グラニュー糖......10g
シリアル......お好みで
こしあん......お好みで
ドライフルーツ......お好みで
つくり方 30分ほど(前日準備あり)
1.薄力粉、抹茶、グラニュー糖を一緒にふるってよく混ぜ、卵、牛乳、無塩バターの順に入れてその都度よく混ぜる。ひと晩冷蔵庫で休ませる。
2.フライパンに薄く油を敷き、軽く温めてから中火にして生地を広げ、表面が乾いてきたら裏返す。軽く焼いたらお皿に移す。
3.「チーズクリーム」は、常温に置いて柔らかくした〇の材料をボウルに入れてよく混ぜてから泡立てれば完成。
4.最後は、お好きに盛り付けて完成。
お次は、喫茶店で出てくるような「固めのプリン」を、ほうじ茶パウダーを使って和風の味にアレンジしたレシピになります。
お菓子や料理用につくられたほうじ茶は、使いやすく上質な香りと味を楽しめます。 ひと口食べると、鼻から抜けるほうじ茶の芳醇な香りが癖になる一品ですよ。
材料 プリンカップ4個分
卵......4個
牛乳......400g
グラニュー糖......75g
ほうじ茶パウダー......3g
〇グラニュー糖......90g
〇水......大さじ1
〇お湯......大さじ1
ホイップクリーム......お好みで
ピスタチオダイス......お好みで
タイム......お好みで
つくり方 20分ほど(焼き時間・冷やす時間除く)
1.〇の「カラメル」となる材料を全て鍋に入れてお好みのカラメル色になるまで煮つめたら、火を止めてお湯を加え、鍋を揺すって混ぜる。プリンカップの底に均等に注ぎ広げる。
2.「プリン生地」となる、卵・牛乳・グラニュー糖・ほうじ茶パウダーを全て鍋に入れて沸騰寸前まで温める。ほうじ茶パウダーはダマになりやすいのですり潰しながらよく混ぜて人肌程度まで冷ます。
3.卵をよく溶き、2を全て加えよく混ぜたら1度漉す。
4.カラメルを入れていたプリンカップに均等に生地を注ぎ、耐熱容器に50℃前後のお湯をプリンカップの半分以上の高さまで注ぎ150℃に予熱したオーブンで40分湯煎焼きする。
5.冷蔵庫で完全に冷やせば完成。
今回は生クリームとピスタチオダイス、タイムもトッピングしてみました。お好みでどうぞ。
最後は甘酒を使用した、甘酒米粉シフォンケーキ。
甘酒をシフォンケーキに使うことで、しっとり・ふんわりと仕上げることができますよ。
また、米粉を使うことで水分をよく含み、じゅわっと口の中で広がるシフォンケーキに仕上がるレシピとなっています。
材料 17cmシフォン型
卵黄......3つ
サラダ油......30g
甘酒......80g
米粉......70g
卵白......160g(L卵約4個分)
グラニュー糖......70g
つくり方 30分ほど(焼き時間・冷やす時間除く)
1.卵黄を白っぽくなるまで泡立て、サラダ油、甘酒、米粉の順に入れその都度よく混ぜる。
2.1に2をひとすくいいれてよく混ぜ、2のボウルに戻してゴムベラで泡を潰さないようにさっくり混ぜる。
3.シフォンケーキ型に生地を入れ、空気を抜いてから170度に予熱したオーブンで35分ほど焼く。焼けたら焼き縮みを防ぐため逆さまにして冷やす。 ※シフォンケーキ型の筒周りにはクッキングシートを巻いておくと後で型から外しやすい。
4.完全に筒の内側まで冷えたらナイフなどで丁寧に型から生地を外せば完成。
小麦粉を控えている方にもやさしい、グルテンフリーのシフォンケーキとなっています。少し特別な日のおやつにいかがでしょうか?
「抹茶」と「ほうじ茶」そして「甘酒」は、どんなスイーツも和風テイストに変えてくれるので、たくさんのアレンジが楽しめます。
いろいろと試してみると、時には意外な組み合わせがおいしいスイーツの発見に繋がることもありますよ。ぜひ、お菓子づくりで和風アレンジのバリエーションを楽しんでみてはいかがでしょう。