冬に旬を迎えるブロッコリー。どんな食材にも合わせやすく、栄養もたっぷり含まれている緑黄色野菜です。ところで、ブロッコリーはつぼみの部分だけでなく、茎もしっかり食べられるって知っていますか?今まで捨てていた人は必見!ブロッコリーの茎って、じつはすごいんです!
ブロッコリーはビタミンCやβ-カロテン、カルシウムが豊富で、冬の風邪予防にもうってつけの野菜。最近では、抗ガン作用が期待されるフィトケミカル・スルフォラファンが含まれているということで注目を集めています。
ブロッコリーを下処理する際、こんもりしたつぼみを茎から切り離しますが、残った茎は捨ててしまう人が多いのではないでしょうか。でも、しっかりした茎を見て「捨ててしまうのがもったいないなぁ」と思っていませんか?
結論からいうと、ブロッコリーの茎は食べられます!しかも甘みがあってかなりおいしい部分。一度食べたら捨てるなんてとても考えられません。茎にもきちんと栄養成分が含まれており、食物繊維も豊富なのだとか。無駄なく食べないと損しちゃいますよ。
茎を使うときは、表面の皮が固いので、少し厚めに切り落とし、乱切りにしてつぼみと一緒にゆでましょう。また、薄切りにしてそのまま炒めものに使うのもおすすめです。筋っぽさもなく、適度な歯ざわりがくせになるはずです。
1個で2回楽しめるブロッコリー。つぼみを使って茎が残ったら、もう1つ野菜が増えたと思って料理に使いましょう。クックパッドの投稿から、そんなときにおすすめのレシピをご紹介します。
茎までおいしいブロッコリーを選ぶためのポイントは、茎の切り口を見ること。乾燥したり、スが入っているものは栄養価も落ちるので、じっくりチェックしてくださいね。(TEXT:川端浩湖)