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今大人気!アサイーボウルとは?なぜスーパーフードと呼ばれているのか管理栄養士が解説

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

今さら聞けない!アサイーボウルとは?なぜ人気なの?

アサイーボウルとは、アサイーという果物をスムージーにしたものの上に、シリアルやバナナ、ベリーをトッピングしたもの。ブラジル生まれのスイーツですが、特にハワイでサーファーや観光客を中心に、スーパーフードとして大人気に。ハワイを旅行した日本人によって日本でも知られるようになりました。最近では専門店がオープンしたり、スーパーなどで手軽にアサイーピューレを購入できるようになりました。

アサイーボウルってどんな味?

アサイーは濃い紫色をしているので、その色からベリーのような味を想像してしまいますが、強い甘みや酸味はなく、香りもありません。アントシアニンが豊富なので、赤ワインのような渋みが少しあります。

癖のない味わいなので、アサイーのスムージーはバナナや牛乳、ヨーグルトなど、さまざまな材料と合わせて楽しまれています。トッピングはフルーツのほかに、チョコ、クッキー、巣蜜、ピーナッツバターなどをのせて提供しているお店もあり、アレンジの幅が広いのが特徴です。

管理栄養士が解説!アサイーがスーパーフードと言われるのはどうして?

スーパーフードと言われているアサイー。どんな栄養が含まれているのか、管理栄養士の永吉みねこさんに聞きました。

アサイーはビタミン・ミネラルが効率的にバランスよく摂れる!

アサイーは他の果物と比べると比較的多くの栄養素をとることができ、不足しがちな食物繊維や鉄も摂取することができます。また、美容に大切な成分も含まれているためスーパーフードと言われていると考えられます。

果物では摂りにくいビタミンも摂れる

果物の種類にもよりますが、多くの果物で摂取できる栄養素はビタミンC、カリウムが代表的です。それに対してアサイーは、ビタミンAやビタミンEなど他の果物では摂りにくいビタミンが含まれています。

不足しがちな栄養素が摂れる

アサイーは食物繊維を比較的多く含まれています。また、鉄やカルシウムも含んでいます。これらの栄養素は日本人に不足しがちな栄養素のため、アサイーを食べることで手軽に摂取をすることができます。

体の酸化を防ぐポリフェノールが含まれる

アサイーの独特の紫色は、アントシアニンという成分によるものです。アントシアニンはポリフェノールの一種で、体の酸化を防ぐはたらきがあるとされています。

アサイーに含まれるビタミンA、ビタミンEにも体の酸化を防ぐはたらきがあるため、ポリフェノールのはたらきと合わせて、アサイーは美容に良いと言われているのです。

ただし、生きていくのに必要な全ての栄養素がとれる完全食ではありません。いつもの果物を置き換えるなど、上手に活用するようにしましょう。

アサイーボウルが人気になったのは10年ぶり。いったいなぜ?

アサイーボウルがブームになったのは、実はこれが二度目。なぜアサイーボウルが再び注目されているのか、日々トレンドを追いかけるクックパッドニュース編集部が調べてみました。

クックパッドの過去の検索データによると、アサイーボウルが初めて日本でブームになったのは2014年ごろ。当時パンケーキやロコモコなどのハワイ料理が人気を集めており、その流れでアサイーボウルも日本で話題になりました。

今回10年越しに再ブームとなった理由には、健康志向の高まりや、2023年の9月にハワイで人気のアサイーボウルの専門店「ラニカイジュース」が日本にオープンしたこと。そして10年前のブームを知らないZ世代の若者たちにとって、アサイーボウルが新鮮に映ったことが理由に挙げられます。若者たちがアサイーボウルをSNSで拡散して、再び幅広い層へアサイーボウルの情報が届くようになったのです。

また、韓国で人気のグリークヨーグルトにもアサイーがトッピングできるお店が多く、それも人気の一因と言えそうです。

クックパッドのアサイーボウルレシピ5選

基本のレシピ

人気のグリークヨーグルトを合わせて

ミキサーいらずで作れる

アサイージュースでもOK

オートミール入りで腹持ちUP

栄養部分監修

永吉みねこ
フリーランス管理栄養士。 即決バランスクッキングスクール代表。自身が40代になり体の変化を感じたことをきっかけに、料理が苦手な方でも簡単にできて体の気になる悩みをケアできる「ヘルスケアレシピ」を提案。教室やレシピ配信などを行っている。

執筆者情報

クックパッドニュース編集部

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