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食中毒を防ぐ!これからの季節の最強お弁当術~「あさイチ」から~

クックパッドニュース編集部

日本No.1レシピサイト「クックパッド」編集部

暑くなってきましたね。夏日のような日が続くと心配になるのが、食中毒。特にお弁当の傷みは悩みの種。今回は、そんな夏のお弁当対策についてご紹介します。

今日のあさイチのテーマは?

5月22日放映のNHK「あさイチ」は、「夏のお弁当」がテーマ。ここ最近暑い日が続いていただけにタイムリーな話題で嬉しいですね。番組では、夏のお弁当で気をつけたいポイントとおすすめのレシピを紹介していました。さてその気をつけるポイントとは? 

夏のお弁当で気をつけるべきは、温度&水分!

今回夏のお弁当について教えてくれたのは、双子の男の子のママで料理研究家の上田淳子さん。上田さんによれば、夏のお弁当は、温度と水分がポイント!おかずをお弁当箱に入れる前にきちんと冷まし、水分を減らすことが菌の発生を抑え、食中毒予防につながるそうです。たとえば、上田さんが紹介してくれた豚のしょうが焼き。実はこのレシピにも、食中毒を防ぐテクニックが。レシピを紹介しつつ、食中毒予防のテクをご紹介しますね。

冷めても美味しい豚のしょうが焼きの作り方

豚ロース肉は筋を切り、塩、お酒、しょうがで下味をつけておきます。ここで大事なポイントが。この下味のところで片栗粉を小さじ1杯加えるんだそう。これで冷めても美味しくなるのだとか。
下味がついたら、サラダ油を引いたフライパンで両面を色よく焼きます。このとき焼きすぎないことも大事。
豚肉が焼けたら一度取り出し、残った油をキッチンペーパーでよく拭きます。ここも重要。油を取り除いておくことで冷めても固くならずに済むのだとか。
みりん、しょうゆ、しょうがをフライパンに入れたら先ほど焼いた豚肉を再び加えて味付けをし、今度は金ザルの上に置いて冷まします。
金ザルの上に置くってちょっとビックリだったのですが、そのほうが水分が落ちやすいことと、下からも空気が入ることで冷めやすくなるという話には納得!おかずを冷やすのに、小型の扇風機を使うのもオススメなんだとか。上田さんいわく、扇風機を使うとすぐに冷めるそうです。このアイディア、かなりユニークですがマネしてみたいですね。

前日のおかずはどうしたらいい?

ここ最近人気の作りおきおかずの影響もあり、手作りのおかずをお弁当用に冷凍してあったり、前日のおかずを残しておくという人もけっこういるはず。上田さんによれば、そんなおかずも一度レンジで温め、先ほどご紹介したように扇風機で冷やしたほうがいいそうです。それは冷蔵庫に入れているおかずでも傷みはじめているので、それをそのまま外に持っていくと一気に傷みが進む恐れもあるから。
ちょっと面倒に感じますが、そのひと手間で食中毒を防げるというのだから、ぜひ実践したいですね。

夏のお弁当対策、いかがでしたか?他にも夏のお弁当にピッタリのおかずを知っていると便利ですよね。ということで、クックパッドで探してみました。

痛みやすいだし汁を使わない卵焼き

酢を使って痛みを予防!

梅の酸味は、食中毒だけでなく食欲アップにも♪

おかずがベチャベチャしているときは、キッチンペーパーでおさえるようにして水分をとるのもオススメ。水分と温度に気をつけて、安心かつ美味しい夏のお弁当を目指しましょう。(TEXT: 黒沢るか/ライツ)

執筆者情報

クックパッドニュース編集部

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