暑かったり湿度が高かったりするこの季節、キッチンは下手すると蒸し風呂のようになりますよね。なるべくだったら火を使いたくないというのが主婦の本音では。そんなときは、「切るだけ」「すり下ろすだけ」「のせるだけ」でできちゃう丼に注目です☆
献立で気をつけたいのが栄養バランス。炭水化物(糖質)がとれるご飯類、たんぱく質が豊富な肉や魚や卵、ミネラルやビタミンが含まれる野菜は最低限とっておきたいもの。だけど、日本にはそれをいっぺんにとれる料理があるのです。そう、それは丼!
いっぺんに食べるだけにどんな食材を組み合わせるかがキモになってきます。「手抜きしたな」と家族に思われないためにも、手軽なのに豪華に見えるレシピをピックアップしてみました。
まぐろ+山芋とろろは王道ですが、これにアボカドをプラスすると一気におしゃれな雰囲気に。
ポイントはこのユッケダレ!
オイスターソース、しょうゆ、みりん、砂糖、コチュジャン、すりおろしにんにく、ごま油を混ぜ合わせます。
続いて作り方をチェック。
まぐろ、山芋、アボカドは同じ大きさにカット。
まぐろだけまずユッケダレにつけておきます。
ご飯の上に水菜をのせて、ユッケダレをまわしかけます。
まぐろに山芋とアボカドを加えて混ぜ合わせ、
ご飯の上にのせて完成!
食欲がないときこそ丼でとるべき栄養をいっぺんにとりましょう。
ポイントは大葉を刻んでご飯に混ぜておくこと。これに、大根おろし、しらす、オクラ、なめ茸、梅干しの刻んだものを混ぜ合わせてのせます。梅干しのクエン酸には疲労回復効果、大根には胃の消化を助ける働きがあります。
そのまま使える調理缶詰は、節電を呼びかけられていた時期にも注目されましたね。エアコンなどで電気を使うことが多いこの時期、ふたたび缶詰の恩恵にあずかってはどうでしょうか。
まず、すりごま+みそをだし汁で溶いて冷やしておきます。魚の缶詰、きゅうりの薄切り、手でちぎった豆腐、缶詰の汁、そして冷やしておいただし汁を混ぜ合わせ、ご飯の上にのせるだけ!お好みで刻んだ薬味をかけてどうぞ!
缶詰調理もそうだけど、火を使わないのはエコや節約の意味でもメリット大。これからの季節、ぜひチェックですよ☆(TEXT:松崎祐子)