まずは道具選びから!料理は子どもも一緒に楽しめる「実験」だ【働くパパがつくるごはん Vol.5】

まずは道具選びから!料理は子どもも一緒に楽しめる「実験」だ【働くパパがつくるごはん Vol.5】

それぞれのスタイルで無理せず料理を楽しむ、働くパパのインタビュー企画。今回お話をお伺いしたのは、パパの子育てや家事への参加を啓蒙する「パパラボ」のメンバー、柳田有一さん。「料理は趣味」と話す柳田さんに、パパと子どもが料理を楽しむためのポイントを教えてもらいました。

料理は「実験」みたいで楽しい

僕にとって、料理は「趣味」です。平日は妻が子どもの分も含めて朝昼晩と作ってくれて、土日は僕が作っています。休みの日は時間に余裕があるので、手の込んだものを作ることが多いですね。3日かけてお肉を煮込んでみたり、麻婆豆腐や回鍋肉など中華料理にも挑戦します。自分で調味料を合わせて作ると、どの配合のときにどんな味になるのか、実験みたいで楽しいですよ。

味噌汁のだしもいりことかつおで取っています。以前、仕事でお味噌屋さんに伺ったとき「自分でだしを取るとだいたいいつも70点だけど、ごくまれに100点の日もある。それって面白くないですか」と言われて、毎日だしを取ることにしました(笑)。

子どもも料理に興味津々!

一時期、肉の塊を焼くのにはまっていて、そのときは2人の息子も「実験みたい」って興味を持ってくれました。僕もそうですが、男の子って実験や工作が好きな人が多いので、その感覚で料理をすれば絶対楽しいと思うんです。

C9d21d5b3d87ec1d2c0c66fdfbc136a4 BBQで焼いた塊肉。どうすれば美味しく焼けるか、子どもたちも興味津々

家で友達を招いてバーべキューをすることもあるので、そのときは思いっきりその“実験結果”を披露しています。例えば、「野菜を切ったときにひとつひとつオリーブオイルを塗ると水分が蒸発しない」とか。でもこれが面倒で…。遊びにきた友達に「これやらなきゃいけないの?」って言われます(笑)。

あと、バーベキューのときにぜひ試していただきたいのが「かぶ焼き」。かぶを櫛形に4つに切って、皮は結構むいて、オリーブオイル塗って焼くんですよ。下手したら肉より美味しいかも。そういう話をしながらバーベキューをしていると、子どもたちは結構料理に興味を持ってくれますよ。

きっかけは「飲食店でのアルバイト」

もともと食べることは好きだったのですが、作ることにはあまり興味がなくて…。でも、19歳のときに飲食店でアルバイトをしたのがきっかけで料理に目覚めました。それまではみじん切りも知らなかったけど、やっていくうちにどんどん楽しくなってきちゃって。僕にとってはお金をもらいながらすばらしい料理教室に通ってる感覚。怒られることもありましたけど、料理ができていくのが楽しくて、そこから料理の魅力にはまっていきました。

793d5137b080d1a1c4fb53c9b51163ad 「料理は趣味です!」と語ってくれた電通の柳田有一さん

調理器具にもこだわってます!

料理が楽しくなると調理器具もより良いものを揃えたくなって、フライパンや鍋は、料理人の聖地・合羽橋などで調達しています。おすすめは鉄のフライパン。ハンバーグや肉を焼くときは厚めの鉄のフライパンがいいですけど、重いのがやや難点。炒め物は厚さが薄めのものにしたりと、2つ買って使い分けています。

鉄は使っていくうちに色が変わっていくので、育てていく楽しさがあるんですよ。あと、焦げつかないし、手入れが楽。作ったあとが本当に楽。テフロンのフライパンって本来は強火での調理がダメだったり、使い終わったあと水につけるのがダメだったりしますけど、鉄ならその心配もありません。洗剤を使わないようにして、金たわしで洗えば長持ちしますよ!

50ffa22f625c27a6f87e05cf83420267 合羽橋やネット通販で購入した調理道具たち。使い込んでいる様子が伺えます

子どもはいいアドバイザー!

子どもに作る料理も僕は「実験」だと思って楽しんでいます。料理って自分の子どもの好みを探る実験でもあると思うんです。小さい子が言う感想にはウソがないから、作ったものが嫌いなときは「嫌い」っていうし、美味しくないときは「まずい」ってはっきり言いますから。結果、長男はクリームパスタは苦手だけど、シチューは好きということがわかりました。

お弁当もせっかく作ったものを残されるとがっかりするけど、それがいいんですよ!どれが美味しくなかったのか、どのおかずが好きでどのおかずが嫌いなのか、結果がわかる。大人の顔色を見て忖度しない今のうちがいちばんいいので、なるべくたくさん作ってみたいと思います。

今後の目標は「自分の味を超える」こと

今はどんな料理を作っても「自分の味」になってしまうのが目下の悩みです。のびしろがないというか、「またこの味だよ」「自分が作ったものじゃない味が食べてみたい」みたいな。きっと世の中の主婦や主夫はこの問題に悩んでいる人が多いと思います。自分の味に進化が見られないので、料理教室に通って新しい料理に挑戦してみようかな(笑)。日々進化を遂げたいと思います。

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2f1ee0abfff37b7190666d12c8f1df81 柳田さんが作った夏のさっぱりパエリア(上)、お肉たっぷりミートソースパスタ(下)

(取材:植木優帆 TEXT:河野友美子)


柳田有一(やなぎた・ゆういち)さん

B6bee0704e52cf5c5200b869e4aadcb4 株式会社電通
第3統合ソリューション局
ストラテジスト

企業の広告キャンペーン、商品・サービス開発、テレビ・雑誌のコンテンツ開発など、幅広い業務を担当。得意分野は、企業と生活者がよりよい関係を築くためのコミュニケーション設計。暮らす・集うひと、ソリューション起点でとらえるコミュニティデザイン。パパ視点を組み入れた家族消費のマーケティング戦略。


取材協力

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「パパって、日本のポテンシャル」を掲げる「これからのパパ」についてのプラットフォーム。子育て中のパパや家族を研究し、企業の新たなマーケティング支援や、パパが楽しんで取り組める子どもとのコミュニケーション方法の開発などを行っています。

>>公式HPはこちら

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