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スイーツ

【クリスマスに】準備8分!話題のイタリアンケーキ「いちごのカッサータ」

福田淳子

お菓子・料理研究家。シンプルなレシピが好評。

【準備10分以内で作れる、まいにち食べたい簡単お菓子 Vol.3】大変なイメージのあるお菓子作り。お菓子研究家の福田淳子さんが、工程を限りなく省いた、おいしいレシピをご紹介します。

お菓子作りは、大変でめんどくさい?
いいえ、そんなことはありません。
簡単に、手軽に、準備に時間はかけなくても、おいしくてかわいいお菓子は作れます!

作り始めてから10分以内で作業は終了。あとはオーブンや冷蔵庫におまかせの簡単レシピ。 省けるところは省いて、できるだけにシンプルな工程に!

今まで作ってきたお菓子の本は40冊以上。圧倒的な経験値を持つおうちおやつのプロが贈る、スペシャルレシピです。

混ぜるだけ!いちごのカッサータ

マリトッツォの大流行でイタリアンスイーツに勢いがありますね。今回はシチリアの伝統的なチーズデザート、カッサータをクリスマス風にアレンジ。本来はドライフルーツや砂糖漬けのフルーツを入れるのですが、今日はフレッシュのベリーを使って、爽やかに仕上げました。赤い色がアクセントでクリスマスらしい一品です。

今回の3つのポイント

<1>クリームチーズはレンチンで柔らかく

クリームチーズをなめらかにするのに電子レンジを使って時間を節約。ただ加熱しすぎには注意です!
大きな耐熱ボウルを使って、順に材料を混ぜ込みましょう。

<2>生クリームにレモン汁を加えて泡立て時間、大幅短縮!

生クリームの脂肪分とレモン汁の酸の働きで普通よりも短い時間で泡立てクリームが完成します。
ハンドミキサーも必要ありません。

<3>いろんな食材をいれて、欲張りに

混ぜるだけの簡単スイーツ。でもいろんな食材を入れることで味に深みが出ます。自分で好きなものをさらに加えて自由にアレンジしてみてくださいね。

<準備時間の目安 8分>

材料(縦18×横8.6×高さ6.3cmのパウンド型1台分)

クリームチーズ…200g
生クリーム…200ml
砂糖…60g
レモン汁…大さじ1
☆お好みのナッツ(ローストしたもの)…30g
☆赤いベリー(いちご、ラズベリーなど)…120g
☆板チョコ…1枚(50g)
☆オレンジピール…30g、またはオレンジマーマレード…大さじ2

下準備:パウンド型にオーブンペーパーまたはラップを敷いておく

作り方

.大きめの耐熱ボウルにクリームチーズを入れる。ふわっとラップし600Wの電子レンジで30〜60秒かけて柔らかくし、ゴムベラでよく混ぜる。

.別のボウルに生クリーム、砂糖、レモン汁を加えて、角が立つまで泡立てる。

.☆の具材で大きいものは細かく刻む。

を半量加えてよく混ぜる。残りを加えてさらによく混ぜる。の具材を入れて底から混ぜる。全体が混ざればOK。

5.型につめて、冷凍庫で半日以上凍らせる。型から出し、お好みの厚さに切っていただく。
*すぐに食べても、半解凍で食べてもおいしいです。

チーズ風味のアイスクリームのような味わいです。本場ではリコッタチーズで作りますが、作りやすいようにクリームチーズのレシピにアレンジ。濃厚で爽やかなクリームの中には、フルーツ、ナッツ、チョコといろんな味わいが楽しい。クリスマスメニューのデザートにもおすすめです。

福田淳子(ふくだ・じゅんこ)

お菓子・料理研究家。カフェでメニュー開発や店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍を中心に活躍中。身近な材料と、シンプルな手順でおいしく仕上がるレシピに定評がある。これまでに手がけたお菓子の本は40冊以上。
【Instagram】@junjunfukuda
【YouTube】抹茶のおやつ Chit Chat and Matcha

執筆者情報

福田淳子

お菓子・料理研究家。カフェでメニュー開発や店舗の立ち上げを経験後、雑誌や書籍を中心に活躍中。身近な材料と、シンプルな手順でおいしく仕上がるレシピに定評がある。これまでに手がけたお菓子の本は40冊以上。

【Instagram】@junjunfukuda
【note】@sakuracoeur

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