言わずと知れた伝説の家政婦・志麻さん。「志麻さんの味」を食卓で再現して、おうちごはんをもっと楽しんでみませんか?今回は、「沸騰ワード10」(日本テレビ)の公式レシピブック第3弾、『伝説の家政婦 沸騰ワード10レシピ 3』(ワニブックス社)の中から、思わず試したくなるレシピを抜粋して特別にご紹介します。おいしく作るコツも志麻さんに教えてもらいました。
こんにちは!家政婦の志麻です。今回は、レシピ本『伝説の家政婦 沸騰ワード10レシピ 3』から、おすすめのレシピをご紹介します。1回目となる今回は、みなさん大好きな「オムライス」です。
オムライスはシンプルな料理ながら、ご飯の炒め方や卵の巻き方にはちょっとしたコツがあります。いつもの工程にプラスするだけでグッとおいしくなるので、ぜひ試してみてください。
ベーコン...2枚(30g)
ピーマン...1個
玉ねぎ...1/4個
卵...2〜3個
温かいご飯...茶碗1杯分(180g)
ケチャップ...大さじ1
サラダ油...適量
塩・こしょう...各適量
1.ベーコンとピーマンは1cm角に切り、玉ねぎはみじん切りにする。
2.フライパンにサラダ油を入れ、玉ねぎと塩ひとつまみを入れ、透き通るまで弱火でじっくり炒める。
3.ベーコンとピーマンの順に入れ、さっと炒める。
4.ご飯を入れ、塩・こしょうをする。ケチャップを入れたら強火でサッと炒め合わせる。
5.別のフライパンにサラダ油を強火で熱し、溶いた卵を流し入れる。10秒ほどさっとかき混ぜて、半熟状になったら火を止める。
6.4のケチャップライスを、5のフライパンの取っ手に対して斜め45度にのせる。フライパンを傾けて滑らせながら、器に盛る。手で形を整える。
7.仕上げにケチャップでメッセージを書く。
玉ねぎの甘味とうま味を引き出すために、塩をふってからじっくり炒めましょう。ケチャップを入れたあとは、強火で炒めてケチャップの酸味を飛ばし、ごはんをパラっと仕上げます。
ケチャップライスは、フライパンの取っ手に対して斜め45度にのせるのがポイントです。ライスを斜めにのせることで、重みで滑ってお皿にのせやすくなります。仕上げの卵を巻きやすくなりますよ!
(TEXT:Yoko Fujie)
日本テレビ「沸騰ワード10」公式レシピブック第3弾!みんなが驚く「志麻さんの味」を食卓で再現しませんか?
伝説の家政婦・志麻さんが芸能人にふるまった料理のレシピを知ることができるのは本書だけ!5分で完成する前菜から、「オムライス」「ハヤシライス」など、志麻さん技が光る定番メニューや、驚きの「志麻さん流ラーメン」まで! バリエーション豊富な1冊です。
料理家・家政婦 大阪あべの・辻調理専門学校、同グループ・フランス校を卒業し、ミシュランの三ツ星レストランでの研修を修了。日本に帰国し、老舗フレンチレストランなどで15年勤務したのち、「より自由でおおらかなフランスの家庭料理のエッセンスを伝えたい」と家政婦に転身。2015年よりフリーランスの家政婦として独立。家庭の家族構成や好みに応じた料理が話題を呼び、「予約の取れない家政婦」としてメディアで注目される。現在も家庭に出向き、冷蔵庫にある食材で料理をする一方、料理教室やレシピの監修、開発など多方面で活躍中。フランス人の夫と3人の子どもと5人暮らし