シカゴ在住。ライター、3児の母。
【ワッキーウッキーのアメリカトレンドレポ】アメリカ在住歴24年のクックパッドアンバサダー・ワッキーウッキーさんがシカゴより最新トレンドをレポート!アメリカで流行っている食材や、日本でもお馴染みのアノ商品の意外な一面などを現地からお届けします。
アメリカが世界に誇るお菓子といえば、「オレオ」。1912年にアメリカで生まれたオレオは、今では100か国以上の国で販売されており、世界で一番売れているビスケットブランドとなっています(※)。
アメリカではどの州のスーパーにも必ずといっていいほどオレオが置かれており、そのスペースも巨大!私が住むシカゴのスーパーにもビックリするくらいの種類と数のオレオが並んでいます。
チョコレートビスケットにバニラクリームがサンドされているのがスタンダードなオレオですが、実はバリエーションも豊富。
日本でも、チョコレートクリームやいちごクリームがサンドされているものが発売されていますが、オレオの本場アメリカでは、日本とは比較にならないほど種類があります。これまでにキーライム、マッドパイ、ワッフル&シロップ、コットンキャンディー、ヘーゼルナッツ、チョコレートストロベリー、トーストココナッツなどが登場しました。
アメリカでは短期間で新しい味がどんどん出て来たり、コラボレーション商品も続々発売されているので、オレオファンはいつもアンテナを張っています。イベント時やシーズン毎に話題性をさらうような面白いコンセプトやフレーバーで攻めてくるオレオは、老若男女に絶大な人気!
そこで今回は、シカゴのスーパーで見つけた、アメリカならではのオレオをご紹介します。
まずは、9月9日に発売されたばかりのオレオ最新作!
黒いチョコクッキーと赤いクッキーに白いクリームがサンドされており、赤と黒の対照的な色使いが目を引くこのオレオは、コカ・コーラとのコラボ商品。赤いクッキーにはコカ・コーラのロゴがデザインされています。
パッケージを開けたとたん、駄菓子のクリームソーダのような甘い香りが……!どこか懐かしさを感じる香りです。クッキーはコーラのシロップで味付けがされています。真ん中の白いクリームには、日本で昔流行ったパチパチキャンディーの粒が散りばめられています。「口の中でパチパチと炭酸のような食感になるのかな?」と期待しましたが、ジャリッとした歯ごたえになり、パチパチと跳ねる事は無かったです、残念。
ちなみに、この商品との同時発売で、「オレオとコラボレーションしたコカ・コーラ」も登場。甘く懐かしいクリームソーダの香りがするコーラで、若干ケミカルな味わいも感じるので、苦手な人もいるかもです。
続いては、アメリカで大人気のピーナッツバターフレーバー。チョコレートと2種類のクリームがサンドイッチされています。
こちらはトッフィー(キャラメル)クランチ。甘いクリームがザクッとしたオレオクッキーとマッチング。
チョコレートチップが散りばめられているコーヒー味のジャバチップクリームはちょっぴり大人向き。
期間限定商品のチョコレートチップが入った黄緑色のミントクリームは個性的な味!
ティラミス味のクリームを、パリッと薄い噛み応えのクッキーで挟んでいるタイプはファンが多い人気商品。
ハロウィン限定商品は、クッキーにパンプキンデザインが!クリームはオレンジ色で攻めてます。
チョコレート好きにおすすめしたいのは、通常のオレオクッキーをクリーミーで甘いチョコレートでコーティングしているタイプ。チョコレートの口溶けと甘さがオレオクッキーとマリアージュした贅沢な仕上がりです。
ビスケットの種類も豊富ですが、実はアメリカでは「オレオ」ブランドで他のお菓子も作られています。ケーキの様なスポンジタイプやカップケーキ、スティックタイプやスナック使用のロールタイプなど、形状はさまざま。他にも、シリアルに混ざっていたり、マクドナルドやケンタッキーフライドチキンのアイスクリームなどに入っていたりと、様々なブランドとコラボレーションした商品が発売され、その都度話題となっています。
アメリカの朝食と言えばのシリアルにもオレオブランド商品が!冷たいミルクと一緒に、ミニドーナッツになったオレオを食べると朝から元気になります。
柔らかいパンのようなケーキタイプは、5個入りが2パック入っているのでスクールランチにも人気です。
市販のバニラアイスクリームにオレオを混ぜて簡単シェイクを作り、その上にオレオをまるごと一個飾ってみました。そのオレオで冷たいシェイクをすくって一緒に食べるデザートです。
▼レシピはこちら▼
簡単モノクロシェイク by ワッキーウッキー
待ちに待ったハロウィンにピッタリのパーティーメニューです。オレオクッキーと家にある黒いチョコレート(無ければ黒ゴマ)で出来る簡単コウモリでパーティーを盛り上げよう!子どもと一緒に作れます。
▼レシピはこちら▼
オレオで作る簡単コウモリ by ワッキーウッキー
アメリカではオレオをそのまま食べるだけでなく、バラバラにして食べる、ミルクに浸して食べるなどそれぞれの食べ方で楽しんでいます。これからも新しいオレオが発売されるのは必至なので、その都度いち早く見つけて試食しまた皆さんにご紹介したいと思います。
【参考】
13 Delicious Facts About Oreos ※海外のサイトに遷移します
日本オレオ公式HP
シンガポール、ロサンゼルを経て、現在はアメリカ・シカゴ在住。3⼈の子どもを育てる傍らシカゴのレストランやスーパーマーケットを探検しています。⽇々アンテナを張り、世界各国のさまざまな料理に挑戦中!パーティーやおもてなしに役⽴つ料理が得意。