ダイエットで話題のクミンをもっと活用！野菜ひとつのクミン炒め

ガラムマサラやチャツネなど、カレーを作る際には必須とも言えるスパイスのクミン。消化や体の老廃物などを排出するサポートをしてくれ、古くから漢方薬としても使われてたと言われています。クックパッドニュースでも、クミンのダイエット効果について紹介し、毎日小さじ1杯のクミンパウダーを摂取することで、体重だけではなく体脂肪率やコレステロールも減ったと、話題となりました。

エスニック料理などでは、材料を炒める前に、油でホール（原型）スパイスを炒め、油にスパイスの香りを移してから材料を炒めるという手法が取られています。先に炒めるスパイスを「スタータースパイス」と呼び、スパイスを使った香り高い料理には欠かせません。特にクミンはスタータースパイスの代表格とも言え、カレーを連想させる香りが食欲をそそります。ほかにも、コリアンダーやマスタードなどがスタータースパイスとして使われることが多いですが、いずれもパウダーではなく、「ホール」と言われる原型のままのスパイスを炒めます。

実は野菜炒めとクミンは最高の相性。クミンをスタータースパイスに使うだけでスパイシーな香りが加わり、いつもと違った一皿を演出することができちゃいます。クックパッドには野菜1種類＋クミンというシンプルながらも素材の味がダイレクトに味わえる、スパイシーなレシピが投稿されているのでさっそくご紹介！

うれしいダイエット効果もあるクミン。材料を炒める前の「スタータースパイス」として使って、ワンランク上のスパイシーな香りがたまらない野菜ひとつのクミン炒め。さっそく今晩からいかがですか？（TEXT:はまずみゆきこ）

参考文献： からだによく効くスパイス&ハーブ活用事典（ハーブ香辛料研究会） スパイス&ハーブの使いこなし事典（主婦の友社）