料理の中でもかなり手間がかかるメニューの餃子。特に餡を皮で包む作業は時間がかかるし、面倒ですよね。
そんな作業をラクにする便利グッズとして「餃子メーカー」がありますが、実際に使ったことがある人って意外と少ないのではないでしょうか? しかもいろんな種類があるから、どれを買ったらいいのかわからない……。
ということで今回はダイソー・セリアで購入した餃子メーカーを、クックパッドニュース編集部員が実際にレビューしていきます!
まずはセリアで買った「具たっぷり餃子」から使ってみます。
セリアの「具たっぷり餃子」はコンパクトなサイズです。フチの部分が階段のような形になっていて、合わせることで皮の端っこ同士が密着し、ヒダがつくれる仕組みです。
まずは餃子メーカーの上に皮を乗せ、周りに軽く水をつけます。このとき、皮は大判サイズを使ってください。
次に餡を乗せます。多すぎると皮の形が崩れてしまうので、気持ち少なめに入れたほうがいいかもしれません。
餃子メーカーを折りたたみ、皮の端っこを密着させます。
出来上がりはこんな感じです。少し形が崩れてしまいましたが、一応形にはなりました!
コンパクトな分、餡をのせたときや餃子を挟むときに皮の位置がズレてしまったりと、使うのが少し難しかったです。
次はダイソーの「かんたん餃子メーカー」を使います。
ダイソーの「かんたん餃子メーカー」は、持ち手が長いのが特徴です。また、上下を繋ぐパーツがあり、開閉がスムーズにできます。
セリアのものと比べると、ダイソーのほうがつくりがしっかりしているかも。
先ほどと同じ流れで、皮と餡をのせ、皮の周りを水で濡らします。
こちらのほうが、持ち手が長い分力が入れやすく、安定感もあるような気がします。
出来上がりはこんな感じ。力をグッと入れた分、しっかりヒダもつくれました。
ヒダの部分が大きいので、餡は少なめに入れたほうがいいかもしれません。
セリアの「具たっぷり餃子」、ダイソーの「かんたん餃子メーカー」、そして手作りの餃子を比べてみました。
比べてみると、ダイソーの餃子が一番ヒダがくっきり仕上がっています。餡の量は手作りがダントツです。
焼き上がりを比較するとこんな感じです。中の餡が多く、ヒダがしっかり密着している分、手作り餃子が一番おいしかったです。
セリア・ダイソーのメーカーで作った餃子は手作りと比べるとどうしても餡が少ない分、物足りなさを感じてしまいました。ですが、もちろんこれはこれでおいしい!
慣れている方だと手作りのほうが圧倒的に早いと思いますが、不器用な人はダイソーの「かんたん餃子メーカー」が使いやすくていいかもしれません。ヒダを作る作業に苦手意識を感じていましたが、餃子メーカーを使うと一発で完成できて感動しました!
メーカーによって使用感が微妙に違うので、選ぶときは力の入れやすさや本体の安定感などに注目してみてくださいね。
※商品の取り扱いは店舗ごとに異なります。また仕様、価格は取材時(2024年9月)のものとなります。