世界の家庭料理を旅しよう!世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeの世界各国の食卓を巡る連載。今回は、イタリア美女キアラさんの食卓へ!おいしいイタリアの家庭料理を教えてもらいました!
世界中の食卓で料理をつくる人 (COOK) と食べる人 (HIKER) をマッチングするWebサービス、KitchHikeを使って、今回は私、フードディレクターのさわのめぐみが、イタリア人のお家にお料理を教えてもらいに行ってきました!
イタリア料理というと何を思い浮かべますか?カルボナーラ、ピッツア、ジェノベーゼ、バーニャカウダなどなど……今回訪れたイタリア人COOKのお宅では日本のイタリアンレストランでは味わえないイタリア料理家庭料理を堪能してきました!
今回のCOOKはこちらの美女!キアラさんです。
キアラさんはHIKERの間で、とても評判の良いCOOKの一人。そんな評判の良さは、キアラさんのお料理メニューにあります。特筆すべきは、毎回同じメニューではなく、その時期手に入る食材を使ってメニューを考えるそうなんです。それもそのはず、イタリアでは季節をとても大切にしていて、旬の食材や風土にこだわってお料理をするんです!どこか和食に通ずるものがありませんか?
さて今回キアラさんが作ってくれたお料理はデザートを含め全部で6品の立派なコース料理!今回はその中から4品のレシピを前編・後編に分けてご紹介します。
まず、1つめは、「ペッシェフィント」。「ペッシェ (Pesce)」は「魚」、「フィント (Finto)」 は「偽もの」という意味が名前となった、とてもユニークな前菜ですが、実はこれ、ツナとジャガイモのポテトサラダなんです。
ペッシェ・フィントの材料 (4人分)
A. ポテトサラダ | |
ジャガイモ | 500g |
オイル漬けのツナ缶 | 2缶 (油も使います) |
タイム | 小さじ1 |
イタリアンパセリみじん切り | 大さじ1 |
塩 | 5g |
胡椒 | 少々 |
B. 飾り用 | |
ケッパー | 大さじ1 |
オリーブスライス | 大さじ2 |
マヨネーズ | 適量 |
からすみパウダー | 少々 |
1.ジャガイモの皮をむき、適当な大きさに切って鍋に入れ、ジャガイモがかぶるくらいの水を注ぎ、中火にかけます。ジャガイモが竹串でスッと通るまで茹でます。
2.1をボウルに取り出し、熱いうちに潰し、だいたい均等に潰れたら、ツナ、タイム、イタリアンパセリを入れて混ぜます。仕上げに塩、胡椒で味を調えます。
3.ラップなどを使って、魚の形に成形していきます。
4.材料Bの「飾り用」を使ってデコレーション!
とっても簡単です。こうして、見た目を工夫することによって作る側も食べる側も楽しめますね!
味付けにはちょっとしたキアラさん流の秘密があります。それが「からすみパウダー」。基本的には「使わなくても、大丈夫!」とのことですが、これがあると一段と美味しくなりますので是非試してみてくださいね。