この時期で最盛期をむかえるトマト。食卓に並ぶことも多いのではないでしょうか。最近は、店頭では驚くほどさまざまな種類のトマトが売られていて、どれを選んでいいのか分からない!という声もよく聞きます。そこで最近のトマト市場について聞いてみました。
今が旬のトマトはみずみずしくおいしいだけではなく、栄養も豊富なので積極的に料理に取り入れたい野菜のひとつですね。最近は専門店でなくても、さまざまな種類のトマトが売られています。「種類が多すぎて、どう選んでいいのか分からない!」という人も多いのではないでしょうか。そこでクックパッドが実際に店頭に行って、最近のトマトについて聞いてみました。
その日、店頭にあったのはブランドや品種が異なるなんと15種類のトマト。一般的にトマトとして売られている大玉とミニトマトやミディトマトの割合は4:6。大玉よりもそれ以外のサイズの方が種類が多いことが多いそうです。味に違いはあるのでしょうか。
「大玉トマトは生食ドレッシングをかけてそのまま食べていただくのがおすすめですね。以前はどちらかというと大味のものが多かったのですが、最近は品種改良が進んで、ぎっしりと詰まった果肉にたっぷりの水分で爽やかに食べられるといった感じです。逆にミニトマトはパリッとした皮の中に、甘さがぎゅっと濃縮された味の濃いものが多いです。房についてるものは水分や栄養価が逃げにくく、日持ちするという特徴がありますよ。」
最近、よく耳にする「フルーツトマト」についても聞いてみました。
「フルーツトマトとは品種のことでなく、栽培時に土壌の水分量や栄養分を調整して糖度を高めたトマトの総称です。糖度に規定はありませんが、ミディトマトの大きさで売られていることが多いです。一番おいしい時に適宜収穫しているので、サイズにばらつきがありますが、甘くてしっかりとした濃い味が楽しめます。」
「ミニトマトはとにかく糖度が高く甘いものが多いですね。酸味や青臭さが少なく、皮がやわらかく食べやすいので、幅広い世代に好まれています。まだ単なる彩りとして使われることが多いですが、香り高い品種などもあり世界が広がりますよ。迷った時はお店の人に声をかけて、好みを伝えるのが一番早いと思います。コミュニケーションを取りながら選ぶことで、いち早く好みのトマトに出合えますよ。」
最近は品種改良により、特徴の際立った質の高いトマトが多いそう。私たち消費者にとっては、値段だけなく、自分の好きな味や食感のトマトを探す楽しみ増えて、ますます目がはなせません。
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