夏に欠かせない！夏麺に冷たくて辛～い「冷やし担々麺」はいかが？

担々麺は、中国・四川から伝わった麺料理。その昔は屋台料理として、天秤棒を肩に“担いで売り歩いた”様子から「坦々(たんたん)」という呼び名がついたとか。漁師が不漁の時の副業として始めたという説もあるそうですよ。トウガラシ・山椒・ゴマ・酢・芝麻醤・甜麺醤・ラー油などで作るピリ辛スープに麺を入れ、ネギ・豚挽肉の味噌そぼろ・ザーサイ・モヤシ等をたっぷりのせて作る「担々麺」。サラリーマンやOLのランチメニューとしても、人気が高い一品ではないでしょうか。

ただ美味しい担々麺も、今の季節は辛くてアツアツのスープを飲むということがちょっとツラかったりもしますよね。そんな時は、スープを冷やして「冷やし担々麺」にしちゃえばいいのです！冷やし担々麺は、15年ほど前に銀座の中華料理店のまかないとして誕生したという説が有力。料理人たちが夏の暑さに耐えきれずに、お店の人気メニューである担々麺を冷やしてみたらどうかと作ってみたのが始まりだとか。クックパッドでもさっそくチェックしてみましょう！

クックパッドには他にも全部で81品の冷やし担々麺レシピが投稿されていますよ(2014.8.11時点)。是非、お好みのレシピを見つけてトライしてみてはいかがでしょうか？(TEXT:中本タカシ/ライツ)

参考資料：『世界たべもの起源事典』（東京堂出版）