V6のいのっちこと井ノ原快彦さん、有働アナウンサーらが、社会問題から生活実用情報まで、毎日ピックアップする「あさイチ」(NHK)。主婦の皆さんが一番気になるあさイチのテーマをクックパッドがレポートします。
突然ですが、「カポナータ」と「ラタトゥイユ」の違いをご存知ですか?どちらも夏野菜をトマト味で煮込んだものと思っていらっしゃる人が多いと思いますが、実は大きな違いが。
6月22日放映の「あさイチ」で人気の「解決!ゴハン」のコーナーをご覧になった人はいらっしゃいますか?今回は「野菜を冷たくして食べられる」サッパリレシピ。そこで紹介されたのが「カポナータ」。おなじみのフランス料理の「ラタトゥイユ」によく似たレシピでした。
ここでまずカポナータとラタトゥイユの違いについて、少しだけおさらいを。
カポナータはイタリア料理で、揚げたなすを白ワインビネガーと砂糖で味付けをするいわゆる甘酢漬けのようなもの。
一方のラタトゥイユはフランス料理で、なすよりもズッキーニが主役。同じくトマトで味付けをするけれど、カポナータのように白ワインビネガーと砂糖は入れません。
パッと見は似ている2つのレシピですが、こうやって見るとずい分違いますね。
さあ、いよいよカポナータを作っていきますよ。
まずはスープのだしとして使った鶏のむね肉は1cm幅の棒状に切り、小麦粉をつけて180度の油で揚げます。
さら乱切りにしたなす、ズッキーニ、パプリカ、くし型に切った玉ねぎも素揚げしましょう。ここで大切なのは、油で揚げた後は塩とコショウをして、しっかりと味をつけること。
次にトマトソースを作ります。フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを入れてきつね色になるまでしっかりと炒めましょう。湯むきしてザク切りにしたトマトを入れてさらに炒め、塩で味を整えます。
野菜を入れて炒めるのかと思いきや、今回はちょっとユニークな作り方でしたよ。バットに先ほど素揚げした野菜と鶏肉をおき、その上に今作ったトマトソースをのせます。タイムをのせたら40分間味が染み込むまで、そのままにしておきます。
炒めなくても40分間おくだけで、じんわり味が染みて美味しくなってしまうというから大助かりですね。
ジメジメして蒸し日も、あまり火を使わずに済むこんなレシピなら、作るのも億劫になりませんね。クックパッドにもおしゃれなカポナータのアレンジレシピが!いくつかご紹介しましょう。
たくさん作っておけば、他のレシピにもいろいろアレンジできるカポナータ。ぜひチャレンジしてみてくださいね。(TEXT:黒沢るか/ライツ)